産科のご案内
授かった新しい生命を迎えるための
お手伝いをさせていただきます
妊娠中は、不安な気持ちがつきものです。特に初めての方は、何に気を付けたほうがいいのかわからないことも多くあると思います。妊娠中にストレスを抱えてしまうと、「つわり」や「腰痛」などの妊娠トラブルだけでなく、赤ちゃんにも影響が及ぶ可能性があります。少しでも気になることがあれば、どんな些細なことでも構いません、お気軽にご相談ください。
こんな場合はご相談ください
- 無事に元気な赤ちゃんを産めるか不安
- 気分が落ち込む
- 陣痛に耐えられるか不安
- 出産後の生活への不安
- 漠然とした不安がある
- 身体がだるい
- 腹部が張る
- 子育てがきちんとできるか不安
- イライラがとまらない
- 気力がわかない
など
入院について
入院中に不安なことがあれば、
スタッフに何でもご相談ください
入院中、気になることや不安があれば当院のスタッフ、医師まで何でもご相談ください。長年の経験があるからこそできる迅速な対応はもちろん、不安に寄り添うケアサポートを行っていきます。
持ち物について
- 診察券、母子手帳、健康保険証
- メモ、筆記具
- 母親学級のテキスト
- 前開きパジャマ（当院ではレンタルもあります）
- 部屋での靴（履きなれた靴タイプのものを持参してください）
- 替えの産褥ショーツ（2～3枚）
- 生理用ナプキン（ナイト用1袋）
- 肌着、ブラジャー（ワイヤーのないゆったりしたもの）
- 洗面用具、化粧水、洗顔料、シャンプー類
- 陣痛～分娩までの飲み物やペットボトルにつけるタイプのストロー
- 夜間の分娩になった際の補食になる食料
- 退院時のお母さんの洋服
- 退院時の赤ちゃんの服、ドレス等
※病衣はワンピースタイプのため、ズボンが必要な方はご持参ください。
※スキンケア用品など、お身体に合うかご心配な方は日頃ご使用の物をお持ちください。
入院するタイミング
陣痛が発来しましたら、一度お電話で相談ください。入院の目安として初産の方は、陣痛の間隔が10分おきになってきたら、経産婦の方は、分娩の進行が早いため規則的な痛みが10～15分間隔になったら来院していただきます。あくまで目安であり分娩の進行には個人差がありますので、陣痛が来たら一度お電話で相談してください。破水（温かい水がおりること）や出血がある場合は急を要する場合もあるため、一度お電話で相談した上、お越しください。
入院期間
正常分娩の場合、入院期間は1週間程度となります。（※状態によって多少異なる場合があります。）
お食事については、お母さんと赤ちゃんの栄養バランスを考えた、お身体に優しいお食事をご提供いたします。
ご面会
新型コロナ感染症の5類感染症への移行に伴い、面会制限を緩和いたしました。
当院は、妊婦や新生児も入院しており、感染拡大防止のため、引き続き一部制限を設けております。
現在、ご家族の方のみの面会とさせていただいております。
詳しくは、受診の際にスタッフにお尋ねください。
妊婦健診
赤ちゃんとお母さんを守る
大切な検査です
妊婦健診は妊婦と胎児の「健康診断」の役割を果たします。妊婦さん自身が症状に気づいた時には病状がかなり進んでしまっていて、気づかないうちに異常な事態になっている場合もあります。母子ともに健康に生活していくためにも妊婦健診には必ずお越しください。
妊婦健診の目安のスケジュール
- ①妊娠初期〜妊娠23週 4週間に1回
- ②妊娠23週〜妊娠36週 2週間に1回
- ③妊娠36週〜分娩予定日（40週0日） 1週間に1回
- ④分娩予定日〜出産まで 1週間に1～2回
※上記はあくまで目安になります。
必要に応じて上記の健診以外でも受診をお願いすることがあります。
検査について
4Dエコーを使用した検査も可能です
赤ちゃんの顔を立体的に見たい方には4Dエコーを実施しています。超音波の画像を立体的に作像し、さらに時間経過による変化をリアルタイムに映し出すことで、羊水の中にいる赤ちゃんのこまやかな表情や動いている様子をつぶさに確認することができます。
出生前検査項目
羊水検査
お腹に細い針を刺して羊水を採取し、赤ちゃんの染色体異常の有無を調べる検査のことをいいます。エコーで赤ちゃんの様子を確認しながら実施しますので、赤ちゃんへ負担がかかる心配はありません。
クアトロマーカー
4種類の成分（AFP・非抱合型E3・hCG・インヒビンA）を測定する検査のことをいいます。胎児がダウン症や18トリソミー、開放性神経管欠損症である確率を予測し、詳細な検査を行う必要性の有無の判断材料の1つになります。
出生前検査に関する診察、相談をご希望の方は外来受診時にご相談ください。
別途時間を設けて診察、カウンセリングをさせていただきます。
産後について
お母さんが心身ともに健康に
育児を行っていくためのサポート
当院では産後のサポートケアを積極的に行っています。初めての育児はわからないことばかりで不安も多くなります。赤ちゃんの授乳や寝かしつけ、沐浴など一人ひとりのお悩みに合わせて、アドバイスを行っていきます。お子さんにとって一番いい方法を一緒に考えながら頑張っていきましょう。
産後ケア
2週間健診や1ヶ月健診を行い、
母子の健康状態を確認しながら、
産後の育児サポートケアを
行っていきます
お悩み相談
アドバイス
授乳方法の指導
スキンケアなど
育児技術の指導
当院では母親教室や
イベントも実施しています
産後はホルモンバランスの乱れで不安定な精神状態が続きます。
「わけもなく涙が出る」「イライラする」など突然自己嫌悪に陥るマタニティブルーズや
寝不足や栄養不足など出産の疲れで産後うつになってしまう場合もあります。
一人で抱え込まず、まずは一度当院までご相談ください。
赤ちゃんとお母さんにとって一番いい方法を一緒に見つけていきましょう。
前期、後期母親教室
経験豊富なスタッフが、妊娠中の細かな悩みや不安、生活において気をつけることなど親身になって相談に乗ります。
下記の日程にて実施しておりますのでご希望の場合は事前にご連絡をお願い致します。
【前期】第1金曜日 13:30～
【後期】第3金曜日 13:30～
里帰り出産
住み慣れたリラックスできる環境で
出産を迎えませんか
里帰り出産とは、産前から産後までの一定期間実家に戻り、近所の産婦人科で出産を行うことをいいます。住み慣れた家でストレスなくリラックスした状態で出産を迎えることができ、産後もご家族の支えがあるので安心です。妊婦さんやそのご家族が安心して出産を迎えられるようスタッフ一同心のこもったあたたかいサポートを行っていきます。
ご予約について
予定日が決まったタイミングでお電話にてご相談ください。
※里帰り出産をご希望の場合は、32～34週頃までに一度ご来院ください。
【必要なもの】
紹介状、母子手帳、検査データ、健康保険証、妊婦健康診査基本受診票（券）
【費用】
正常分娩 50万円～ ※一般的な費用となります
出産の経過、入院日数により費用が異なる場合があります。予めご了承ください。
当院は「出産育児一時金等の医療機関等への直接支払制度」をご利用いただけます。詳しくはお問い合わせください。